「総連、民団5.17共同声明」 日本人士が支持談話 統一と繁栄に貢献 |
河丙ト団長をはじめとする民団中央代表団の総連中央会館訪問によって実現した総連、民団の両中央代表団間の歴史的対面と会談。それに基づき発表された「総連、民団5.17共同声明」を支持する日本人士から寄せられた談話を紹介する。(順不同、敬称略) 豊かな同胞社会建設へ 朝鮮総連と民団が長い間続いた反目と対立を乗り越えて、歴史的和解と和合を成し遂げたこの日を心から祝福し、歓迎する。 朝鮮統一と繁栄の実現を目指して、民族的団結を固めるとともに、在日朝鮮、韓国人の豊かな同胞社会の建設のため、相互理解、相互支援、全面協力の基本に立って、日常の諸活動を展開し、日朝友好のいっそうの促進を目指して、健闘されるよう期待する。(吉原節夫、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会事務局次長) 満こうの思い込め万歳 恩讐を越えて! 歴史的和解と融和のトップ会談が実現したことを心から祝福する。日本の植民地政策によって、引き起こされた朝鮮半島分断の、一日も早い平和的統一を熱望する日本人の一人として、このたびの決断に、満こうの思いを込めて…万歳!(清水潤、日朝文化交流協会副理事長・事務局長、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会代表委員、事務局次長) 友好運動回顧し感涙 このたびの総連と民団の歴史的な出会いと共同声明は、朝鮮の自主的平和統一と繁栄に大きく貢献する歴史的な偉業であり、熱烈な支持と心底からの声援を送る。50年の日朝友好運動を振り返りつつ、感涙にむせんでいる。(唐笠文男、日本金正日花愛好会理事) 「対立から協調への道」 いつかこの日が来るとは思っていたが、まさにみなさんの努力の結晶の賜物であり心からお祝いする。 今回の「和解」は、南北朝鮮の平和統一への大きな一歩となろう。それは、日本を含むアジアの国々の「対立から協調」への道でもある。今回のこの朗報を共に喜び、新たな気持ちで日朝連帯運動前進に努める決意だ。(佐川礼三郎、朝鮮の自主的平和統一を支持する青森県連帯委員会代表) 社会的立場向上に貢献 双方の組織と友好関係と交流を進めているわれわれは、今回の歴史的会談と共同声明の発表に心から祝意を表するとともに歓迎するものである。また今回の会談が在日社会の歴史的な転換と日本社会における社会的な立場の向上に、大きく貢献することを深く確信する。(渡辺貢、日朝協会代表理事) 日本が健全性取り戻すため 朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国は和解と統一に向けて突き進んでいる。それは、東北アジアの安定と平和を望む者にとって大きな希望だ。その流れと連動した5.17共同声明は、歴史的意義と重要性を持っている。 日本では、政治と社会が「戦争のできる国」へと向かう中で、民族排外主義が広がっている。そうした中で在日朝鮮、韓国人がひとつに団結し、権益のよう護、拡大などのために共同で取り組むことは、日本社会が健全性を取り戻すためにも必要なことだ。(伊藤孝司、フォトジャーナリスト) まさに世界史的偉業 総連と民団の歴史的な出会いと5.17共同声明は朝鮮の自主的平和統一と繁栄へのまさに世界史的な偉業である。その輝かしい成果に心からの敬意を表し、熱烈なお祝いと連帯のあいさつを述べる。(岩井進一、国際労働運動研究協会会長) [朝鮮新報 2006.5.27] |