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〈論調〉 反戦平和の旗じるしで

 米国は和解と統一へと進む朝鮮民族史の流れを遮り、全朝鮮への支配野望を実現しようと北侵戦争挑発策動に狂奔している。米国の侵略戦争策動を粉砕して自主統一時代の前進をもたらすためには、内外のすべての民族が反戦平和の旗じるしを高く掲げてたたかわなければならない。

 米国の対朝鮮政策は敵視政策、侵略戦争政策である。

 ブッシュ政権に至り、北侵戦争挑発策動の危険性と強盗性は最悪だ。執権当初から朝鮮を極度に敵視しながら核先制攻撃のリストに加え、反朝鮮策動を系統的に強化してきた。現在、6者会談の再開を妨害しながら朝鮮を引き続き陥れて圧力を加えるのは、事実上、北侵戦争挑発の口実をつくるためである。

 反戦平和の旗じるしを掲げて外部勢力の侵略と戦争策動に反対してたたかうことは、民族自主統一を実現するための民族の任務である。

 北侵戦争挑発策動により民族の統一熱望に水を差して祖国統一偉業を妨害するのは、米国の常とう手段である。米は北侵戦争挑発策動を強化しながら、とくに朝鮮半島における戦争演習の火薬臭を漂わせることで、良好に発展する北南関係を害し統一運動の前進を阻もうと企てている。

 朝鮮民族は、米国が北侵戦争の火の塊をふり回すことを絶対に許さない。(労働新聞3日付論説)

[朝鮮新報 2006.4.10]