〈論調〉 台湾独立反対の中国の努力支援 |
さる2月28日、中国共産党台湾事業弁公室と国務院台湾事務弁公室は、台湾「総統」の陳水扁が「国家統一委員会」の運営と「国家統一綱領」の実施を中止すると宣布したことで「台湾独立」分裂勢力の反統一策動に反対する声明を発表した。 声明は、「台湾独立」分裂勢力の今回の措置が台湾海峡の平和に挑戦し、両岸関係の緊張を招く行為になると糾弾し、「台湾独立」に断固と反対し、いかなる名分、いかなる方式であろうと台湾を祖国から分裂させようとする「台湾独立」分裂勢力の策動に頑強に反対、排撃する中国の原則的立場を再度明らかにした。 中国共産党台湾事業弁公室と国務院台湾事務弁公室の声明は、「台湾独立」を絶対に許さず、「一つの中国」原則と「平和統一、1国、2制度」の基本方針に従って祖国の完全な統一を必ず成し遂げようとする中国の党と政府の立場と全中国人民の統一念願を反映したものとして、内外の支持、賛同を得ている。 中国の党と政府が国の統一を願う台湾海峡両岸人民の志向と念願に即して中国の不可分の領土である台湾を祖国に帰属させ、全国の統一を実現するためねばり強く誠意のある努力を傾けてきたことはよく知られており、それは国際社会の理解と共感を受けている。 この数年間、中国は台湾海峡地域の平和と安定を守り、両岸関係の発展を促進するための重大な措置を講じた。昨年、中国で「反国家分裂法」が採択されたのはその代表的実例である。「反国家分裂法」の採択は、祖国の完全な統一を遂げようとする全中国人民の念願を具現した歴史的な統一愛国的措置であった。 最近、中国の党と政府の積極的な努力により台湾海峡両岸間に往来が頻繁になり、経済、文化などの領域において交流と協力がさらに発展しており、とくに「台湾独立」分裂活動を防ぐための肯定的な動きが活発になっている。 中国の胡錦濤主席は今年の新年の辞で、中国は「平和統一、1国、2制度」の基本方針を堅持し、「一つの中国」原則で絶対に揺るがず、「台湾独立」分裂行為と妥協することなく、両岸間の交流と協力を積極的に促進し、台湾海峡の平和と安定を守り、国の統一偉業を推し進めると述べた。 朝鮮人民は、「台湾独立」に断固と反対し、祖国の完全な統一を遂げようとする中国の努力を積極的に支持し、それに固い連帯を送っている。「台湾独立」分裂勢力の反統一策動に反対し、中国人民の正当な偉業を支持する朝鮮人民の立場は確固たるものである。(労働新聞4日付論評) [朝鮮新報 2006.3.13] |