top_rogo.gif (16396 bytes)

カンボジア大王が訪朝 対外、統一政策を支持

 最高人民会議常任委員会は3日、訪朝したカンボジアのノロドム・シアヌーク大王のために平壌の万寿台議事堂で宴会を催した。

 宴会には、大王と共に大王后、カンボジアのゲスト、チョン・ハイ駐朝カンボジア大使、大使館員が招かれた。

 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は演説で、われわれは金日成主席の遺訓と金正日総書記の志を体して、今後も大王陛下の愛国偉業を積極的に支持し、カンボジア人民との伝統的な友好、協力関係をさらに拡大、発展させるため努力の限りを尽くすと強調した。また、われわれは大王陛下がカンボジア民族の父として民族的和解と団結、国の繁栄のため献身的に活動していることを高く評価し、陛下の指導のもと、貴国人民が平和で自主的かつ富強、繁栄するカンボジアを建設する活動でさらなる成果を収めることを心から願うと述べた。

 そして、大王陛下の今回の訪朝が朝鮮とカンボジア人民間の兄弟的友好のきずなをいっそう強化する重要な契機になるものと確信すると語った。

 シアヌーク大王は演説で、金日成主席と金正日総書記は、朝鮮の解放とチュチェの社会主義建設のためのたたかいの過程で世界史に特筆すべき業績を積み上げたと強調した。

 また、自身が敬愛する主席と兄弟的なきずなを結ぶ栄光と幸福に浴した1965年から今まで、カンボジアと朝鮮はいかなる環境のなかでも緊密に支持、協力し合い、絶えず団結し、連帯してきたと述べた。

 そして、カンボジアは、朝鮮の最高指導者が実施している対外政策と朝鮮の北と南を自主的に、平和的に統一するために示した愛国的で正当な政策を全面的に支持しており、今後も引き続き支持すると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.3.10]