南保守勢力の学生会長選挙介入を非難 |
朝鮮学生委員会のスポークスマンは、南の親米保守勢力が大学学生会選挙を金で買収しようとしたことについて11月26日、要旨次のような談話を発表した。 南朝鮮の親米保守勢力が結成した「ニューライト全国連合」が今年下半期に行われる2007年度大学総学生会長の選挙準備期間中に、金で学生を買収しようとした事実が明らかになり、南の青年学生らの非難を浴びている。 11月8日、南朝鮮全域の60の大学の学生らが、「ニューライト全国連合」庁舎のあるソウル市鐘路区で記者会見を開き、同団体が釜山大学校などの学生を金で誘惑し、今回の学生会長選挙に立候補するようもちかけた事実を暴露した。 そして学生らは、外部団体である「ニューライト全国連合」が大学社会を自らの意のままに掌握するため、金と権力を利用し大学に介入しようとする行為を糾弾した。 これに対し同団体の一部勢力は、今回の事件について謝罪はおろかそれを全面否定し、学生の糾弾の声が高まると、これを「親北左傾的な学生会の陰謀」だとしながら、われわれを挑発する妄言を吐いた。 同団体が金をばら撒き、学生会長選挙に深く介入し、自ら「選挙学校」まで運営しながら青年学生に対する「選挙前教育」なるものを行っている目的は明白だ。 「ハンナラ党」をはじめとする親米保守勢力が米国の積極的な後援により、学生運動の過程で変節した親米反統一分子を集め、「ニューライト全国連合」のような親米保守団体を作り出し学生を買収する目的は、07年「大統領選挙」でなんとしても自らの「政権」を樹立することにある。 南の青年学生は、神聖な大学を「政権」奪取のための醜悪な政治的舞台に利用しようとする米国と「ハンナラ党」の策動に対して常に警戒を強め、これを阻止、破綻させるための実践行動を果敢に展開していかなければならない。 朝鮮学生委員会は、学園の自主化と民主化の実現へ向けた南朝鮮青年学生の正義のたたかいに積極的な支持と連帯の意を表し、闘争の現場に常に彼らと共に立つだろう。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2006.11.29] |