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〈論調〉 外部勢力との戦争共助選択したハンナラ党

 外部勢力との戦争共助か、同族との平和共助かという岐路に立って、南朝鮮のハンナラ党をはじめ保守勢力は 平然と前者を選択することにより、民族反逆党、売国背族の輩としての正体をさらけ出している。

 6.15共同宣言は、民族自主と平和統一を念願する全同胞の一致した要求に従って採択された名実共に民族共同の統一綱領である。

 われわれの自主的国防力に関する問題は、歴史的に増大してきた米国の核の脅威に起因する問題である。われわれが分裂した国を平和的に統一するために努力している時に、米国が多くの核兵器を南朝鮮の火薬庫に配備したことを知らない人はいない。ハンナラ党をはじめ南朝鮮の保守勢力がこの厳然とした現実に背を向け、われわれの自衛的措置を中傷するのは、共同宣言を骨抜きにし、北南関係を対決と戦争へと導こうとする犯罪的企図から出たものである。

 ハンナラ党と保守勢力が水であるのか火であるのかも分からずに振る舞うのは、言うまでもなく進歩改革勢力を抑圧し、来年の大統領選挙で勝利するためである。

 米国は今、圧力と制裁の度合いを強めるほどいっそう超強硬対応で臨むわれわれの気骨と意志をくじこうと狂奔している。

 民族を裏切った逆賊は今、北南間に進められている対話と協力さえも遮断しようとあがいている。

 北と南、海外の全同胞は6.15北南共同宣言を忠実に履行していくべきであり、これを否定するハンナラ党をはじめ南朝鮮の反統一、反民族勢力の事大売国行為を粉砕すべきである。(労働新聞15日付論説)

[朝鮮新報 2006.11.24]