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世界遺産の高句麗壁画切手発行

 9日発朝鮮中央通信によると、朝鮮で最近、世界遺産である高句麗古墳壁画を紹介する切手シートを発行した。

 シートは、黄海南道安岳郡五局里にある高句麗故国原王の墓である安岳3号古墳を紹介している。

 4世紀後半期に建設された故国原王陵は高句麗壁画古墳のうち、その規模や壁画内容の豊富さにおいて最高となる朝鮮の貴重な民族文化遺産である。

 地下宮殿を彷彿させる故国原王陵は、4世紀の東方文化を代表する世界屈指の遺跡として高句麗の威力と文化水準の高さをよく示している。

 切手には、王陵の全景を背景に故国原王と王妃の肖像、武術競技のシーン、行列、炊事場が形象されている。

 一方、朝鮮の歴史に名を残した人物を描いた切手も発行された。

 切手は、高句麗、高麗、李朝時代の愛国名将と著名な文人である乙支文徳(6世期末葉−7世紀初葉)、淵蓋蘇文(?−666)、姜邯贊(948−1031)、徐熙(942−998)、李奎報(1168−1241)、文益漸(1329−1398)、金応瑞(1564−1624)を紹介している。

[朝鮮新報 2006.11.13]