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南のミサイル開発を糾弾

祖国平和統一委員会が談話発表

 祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは9月29日、南朝鮮軍事当局が最近、朝鮮の主要軍事対象物を打撃できる巡航ミサイルの開発を完了したとし、今後1〜2年内に量産して「誘導弾司令部」に配備する計画であると明らかにしたことで談話を発表し、次のように指摘した。

 南朝鮮の好戦勢力が巡航ミサイルを開発して実戦配備しようとするのは、北南関係を対決と戦争の局面へ追い込む許しがたい挑発である。

 現在、朝鮮半島には米国の無分別な反朝鮮圧殺と北侵戦争策動により、民族の自主権と安全が著しく侵害される危険極まりない事態が生じている。

 現事態は、全同胞が「わが民族同士」の旗じるしのもと、国の平和と民族の運命を守る反米反戦平和闘争にこぞって立ち上がることを求めている。

 ところが、南朝鮮の好戦勢力が逆に米国の反朝鮮圧殺策動の積極的な追従者、共犯者になって同族を攻撃するための武力増強と戦争演習に狂奔するのは、同胞を米国の核戦争のいけにえに供する反民族的犯罪行為である。

 当委員会は、朝鮮半島の平和と安全を守る朝鮮の戦争抑止力に対しては言いがかりをつけながら、米国の北侵戦争策動の手先になって同族間の対決と戦争を追求する南朝鮮好戦勢力の危険極まりない最新兵器開発の導入を国の平和と統一を願う全民族の名において断固と糾弾する。

 わが軍隊と人民は、6.15共同宣言を露骨に覆して北侵のための危険極まりない武力増強に拍車をかけている南朝鮮好戦勢力の無分別な対決策動を決して傍観しないであろう。

 南朝鮮の好戦勢力は、同族を攻撃するための武力増強が北南関係に重大な結果を及ぼし、自身を破滅へ追い込む愚かな行為であることを銘記して熟考すべきである。(朝鮮通信) 

[朝鮮新報 2006.10.12]