祖国平和統一委員会（祖平統）は１４日、南朝鮮で最近、１年前に「閉鎖」された京畿道華城郡梅香里の米軍射撃場一帯で米軍戦闘機が爆撃飛行訓練を続けていることが判明したことと関連し、書記局報道第９２１号を発表した。報道は、梅香里一帯で続く南朝鮮占領米軍の爆撃飛行訓練は梅香里射撃場を引き続き使用しようとする米国の企図を露にしたもので、南朝鮮人民に対する耐えがたい無視、愚ろう、内外世論に対する乱暴な挑戦であると糾弾し、次のように強調した。

　現在、米国は梅香里射撃場撤廃を理由に、新たに射撃場を提供するよう要求しているが、これこそ強盗の根性である。米国は、侵略的利益と戦争目的のためなら南朝鮮人民の運命などは眼中になく、世論を欺いてまで自分のしたいことをしている。

　現在、米国が騒ぎ立てる「軍事基地移転」「戦時統制権移譲」「米軍削減」なども米軍撤退を回避するための欺まん劇であり、本質は南朝鮮永久占領と北侵戦争策動を強化するためだ。

　南朝鮮の各階層人民は、米国の欺まん的正体を見抜き反米、反戦スローガンをより高く掲げるべきであり、外国の占領軍によって奪われた梅香里を取り戻し、南朝鮮から米軍を追い出す闘争にこぞって立ち上がるべきである。　

［朝鮮新報 2006.8.21］