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〈論調〉 民族大団結思想と路線は正当

 金日成主席が1991年8月1日に発表した著作「わが民族の大団結を成し遂げよう」は祖国統一偉業の本質と性格から見ても、朝鮮民族の志向と時代の要請から見ても最も正当であり、統一運動において大きな意義と生命力を持つ闘争の旗印であった。

 主席は、統一偉業の遂行において民族大団結が占める重要性と当面の情勢の要求から発して、同著で祖国統一のための大団結思想と理論、民族大団結を実現するうえで提起される課題と根本原則、その方途に至るまで全面的に明示した。

 同著は民族の運命を自主的に開拓できるようにする威力ある思想的、精神的武器を与えた。

 祖国統一運動において生命のような自主を、言葉ではなく民族の団結という現実に具現することのできる諸般の問題に科学的解明を与えたところに同著の大きな意義がある。

 「わが民族同士」の旗印のもとに前進している6.15統一時代になって同著のけん引力と生命力はよりいっそう力強く誇示されている。

 民族自主の原則に基づいて対話と協議が行われ、各階層の同胞の往来と接触が活発になっている。

 民族の血脈と地脈を一つにつなぎ、平壌とソウル、白頭山と金剛山、開城と光州、釜山と大邱の空に高く響き渡った「われらは一つ」の喚声は、主席の民族大団結思想と路線の正当性と生命力を誇示するものである。(労働新聞1日付論説)

[朝鮮新報 2006.8.11]