金正日総書記のロシア公式訪問５周年に際して３日、駐ロ朝鮮大使館で親善集会が行われた。

　集会には、ロ朝政府間貿易経済、科学技術協力委員会ロシア側委員長であるロシア環境、技術、原子力監督庁のコンスタンチン・ボリソビッチ・プリコフスキー長官、アレクサンドル・アレクセーエフ外務次官、環境、技術、原子力監督庁、外務省、国防省、平和･統一党、朝鮮民主主義人民共和国との親善、文化協力ロシア協会、科学アカデミー東方学研究所、出版報道部門の関係者、会見者が参加した。

　参加者は、金日成主席と金正日総書記が共にいる立像画に花かごと花束を贈呈し、あいさつした。

　つづいて、朝鮮の記録映画「偉大な指導者金正日同志がロシア連邦を公式訪問」を鑑賞した。

　プリコフスキー長官は演説で、自分たちは、両国指導者間の関心のもと、ロ朝間の互恵的な協力が今後もいっそう発展することを確信するとのべた。また、昨年の祖国戦争勝利６０周年記念行事に朝鮮反帝闘士老兵委員会代表らが参加したのは、両国政治関係の高い水準を証明したと指摘し、今後も積極的な政治的接触が続くものとの期待を表明した。

　長官は、朝鮮半島核問題を平和的に解決し、ロ朝間の経済貿易関係をさらに発展させることに言及し、次のように続けた。

　ロシアは、北南間の協力を発展させて信頼を築き、各分野での北南接触を積極的に行うための朝鮮民主主義人民共和国の努力を変わることなく支持している。

　われわれは、朝鮮が人民経済の主要部門発展と人民の福利増進のための経済計画実現において成果を収めていることをうれしく思う。

　われわれは、朝鮮民主主義人民共和国との経済建設成果と朝鮮人民の繁栄と福利を心から願う。

　参加者は、両国間の関係をいっそう発展させることについて語り合いながら、親善の情を深めた。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2006.8.10］