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開城王宮跡地 北南が共同発掘調査へ

 連合ニュースによると、開城にある高麗時代王宮跡地の満月台に対する共同発掘調査が行われる。

 南の文化財庁は22日、今回の調査が南の南北歴史学者協議会と北の民族和解協議会の合意により7月3日〜9月2日まで実施され、また南の発掘団には国立文化財研修所が加わることになると述べた。

 開城の歴史遺跡は、2004年7月にユネスコ世界文化遺産に登録された高句麗古墳群に続き、北にある文化遺産では2つ目の文化遺産登録が進められているところで、満月台はその中心となる地域とされる。

 共同発掘は今年、満月台西北地区一帯約1万坪を対象に、遺構の分布様相を確認する探索調査が中心となる。宮廷の配置や構造、性格究明などが必要だと判断された場合、北南は協議し拡大調査を実施すると文化財庁は述べた。

[朝鮮新報 2006.6.24]