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北側代表団が出発声明 「内政干渉にあたらぬ」

 6.15民族統一大祝典に参加した北側代表団は17日、光州出発に先立ち声明を発表した。

 声明は、今回の祝典が光州市民と木浦市民、全羅南道民の熱烈な歓迎と積極的な参加のもとで成果裏に行われた点について言及した。

 また、反日6.10万歳デモ80周年記念平壌市報告会での北側の警告が正当である点を指摘。南朝鮮情勢に関した立場を明らかにすることは、北南関係と関連して当然しなければならないことで、これはどんな場合にも内政干渉にあたらないと強調した。

 一方、一部海外代表の参加許可が下りなかったことを非難し、祝典期間中ごく少数の妄動分子が北の体制を毀損しようとしたことは統一祝典破壊行為であり挑戦であるとして、南朝鮮当局が責任をもって背後関係を解明し反統一分子を処罰するよう要求した。

海外代表の参加阻止糾弾

 6.15共同宣言実践北側委員会スポークスマンは16日、南朝鮮公安当局が海外側委員会の副委員長、委員、事務局長ら5人の祝典参加を「スパイ」容疑で阻んだことを糾弾する談話を発表した。

 談話は、「今回の事態は過去の独裁時代の保安法がそのまま存在するかぎり、南朝鮮は今後、全民族的な統一行事を開催する場所になれないという事実を悟らせている」と指摘。6.15共同宣言を支持する内外のすべての統一愛国勢力は固く団結し、6.15時代に至ってまで反統一悪法である「保安法」を抱えて同胞の統一熱望に水を差す公安当局の反民族的、反統一的な犯罪行為に反対する闘争をいっそう力強く繰り広げるべきであると主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.6.22]