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平壌にもW杯熱気 11日からTV録画放映 北、南放送委が合意

 【平壌発=李相英記者】サッカーのW杯ドイツ大会の開幕で、平壌もW杯熱気に包まれている。

 朝鮮中央テレビは11日夕、開幕式(9日)とともに開幕戦のドイツ×コスタリカ戦を約1時間録画放映した。

 サッカーが国技とされているだけあって、サッカー愛好家ばかりでなく人々の間でも関心は高い。

 地上波によるW杯の録画放映は、北と南の放送委員会の協力により実現。双方の合意により南側が大会期間の全競技の映像を北側に衛星で中継することになった。朝鮮中央テレビは今後も競技の模様を随時放映する予定だ。

 4年に1度の世界的なサッカー祭典の開幕に先立ち、国内の新聞はW杯関連記事を数回にわたり掲載した。また、テレビはW杯の歴史を振り返る番組をシリーズで放映し、開幕直前の9日には組み合わせと競技日程、競技が行われるスタジアムと街を紹介した。

[朝鮮新報 2006.6.15]