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〈論調〉 国旗焼却犯罪の謝罪を

 南朝鮮当局は列車試験運行中断の責任を軍部とハンナラ党極右保守勢力にただして彼らの罪悪をきっちり計算し、朝鮮の国旗を焼却した犯罪に対して謝罪し、責任者を厳しく処罰すべきである。

 南朝鮮当局が北南列車試験運行中断の責任を痛感し、民族の期待に合致する実践的措置を取るべきであるのに、朝鮮に言いがかりをつけている。これは北南関係の発展に障害をもたらすきわめて重大な事態である。

 北南列車試験運行の中断責任は全面的に南側にある。南朝鮮当局が身内の取り締まりを正しくしなかったために、北南列車試験運行ができなくなった。したがって、南朝鮮当局は他人に言いがかりをつけるのではなく、今からでも自分のなすべきことをしなければならない。

 にもかかわらず、南朝鮮当局は身内の責任問題をただす代わり、逆にほかに責任を転嫁した挙げ句、「軽工業原資材」と「鉄道資材」の提供についてうんぬんしながら善意を施すかのように振る舞っている。

 北南経済協力は、単なる経済実務的問題ではなく、民族の和解と団結、統一と繁栄のための民族共同の事業である。

 もし、北南経済協力を何かを取引する商売問題と考えるなら、成功裏に推し進めることはできない。

 南朝鮮当局がこのことを忘却し、北南経済協力を不純な政治目的に利用しようとすれば非難しか受けるものはない。(民主朝鮮5月28日付論評)

[朝鮮新報 2006.6.3]