経済管理機構システムを整然と構築していくことは社会主義経済に対する指導と管理を成功裏に実現するための根本的な保証の一つである。

　内閣は省、中央機関と道を、省、中央機関と道は傘下機関、企業所を動かすシステムを構築してその優位性を高く発揮させることは、こんにち党が意図している社会主義経済管理機構システム完成の基本方向だ。これは、工場、企業所に対する部門的な指導と地域的な指導を密接に結合させ、全国家的範囲、個別的な地域の範囲で経済をバランス良く、速いテンポで発展させて人民生活を等しく向上できるようにする優れたシステムである。

　朝鮮式の整然とした経済管理機構システムを構築していくうえで重要なことはまず、すべての経済事業を内閣に集中させ、内閣の統一的な指揮によって処理していく強い秩序を確立することである。

　次に、内閣の統一的な指導を強化する基礎のうえで、省、中央機関と道、傘下機関、企業所が自立性と独自性をもって指導、管理活動を主動的に、創意工夫して責任をもって行っていくようにすることである。

　また、朝鮮式の整然とした経済管理機構システムを構築していくうえでは、生産的な表徴と地域的な表徴を正しく結合させ、管理機構を簡素化して下部単位を強化することが重要だ。

　経済管理を決定的に改善するところに社会主義経済の優位性を高く発揮させる道がある。社会主義の原則に基づき、発展する現実と国の具体的な実状に合わせ経済管理、管理で革新が起こるであろう。（労働新聞２日付論説）

［朝鮮新報 2006.5.18］