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南の大学生 大衆運動展開へ 6月15日を「わが民族同士の日」に

 南の大学生が6.15共同宣言発表の日を「わが民族同士の日」として記念し制定する目的で大衆運動を繰り広げることになった。

 10、11日に大学生代表450人が参加して金剛山で開かれた北南代表者会議を終えて戻った南側代表団は12日、大学路マロニエ公園内で記者会見を開き発表した。

 この日発言に立った6.15南側委員会青年学生運動本部のキム・イクソク常任代表は、「今回の代表者会議を通じて南北の大学生が統一意志を再確認した」と指摘、「わが民族同士の日」制定に全国民が合意することが重要だと強調した。

 南側代表団のチャン・ソンフェ共同代表(韓総連議長)も、「9日の南北代表者会議南側参加団総会で、6月15日を共同宣言発表記念日に制定する運動を展開することで合意した」ことを確認した。そのために今後、「地域別に統一旗掲揚とハガキ記述を行う」と明らかにし、具体的な方式についてはさらに論議が必要だが、6月14日から17日まで行われる6.15共同宣言発表6周年「民族平和統一大祝典」に先立ち6月10日から合意内容を発表することにしたと語った。

 南側代表団は記者会見文を通じて、△「わが民族同士の日」制定運動を大学生と積極的に展開する△6.15共同宣言発表6周年民族統一大祝典に学友らと共に参加し、盛大に成就させる△6.13〜8.15自主、平和統一共同運動期間を大学生の民族共助を強化し統一運動を活発に繰り広げる期間に定める△8.15を契機に大学生統一祝典を盛大に行う△平壌で開催されるマスゲーム・芸術公演「アリラン」参観事業を繰り広げ、南北大学生の連帯と交流を強化する−などの5項目を決定した。

 南側代表団は記者会見後、6.15南北共同宣言発表日を民族統一記念日に制定するための署名運動とキャンペーンを行った。

[朝鮮新報 2006.5.16]