連日伝えられる金正日総書記の軍視察 「米の侵略策動に高度の警戒心を」 |
米、南軍合同軍事演習と時を同じくして、朝鮮人民軍最高司令官である金正日総書記の軍視察(3月)が連日伝えられている。 【19日発朝鮮中央通信】金正日最高司令官は、朝鮮人民軍第851軍部隊の前方指揮所を視察した。 高地の頂点に位置する前方指揮所に登りついた最高司令官は、地形、地物と陣容配置状態について具体的に了解し、軍部隊長から状況報告を受けた。 最高司令官は、作戦地域を難攻不落の要塞に変え、米の侵略策動に対処して高度の警戒心を持って前哨線を頼もしく守っていることに満足の意を表し、彼らの労をねぎらった。 【21日発朝鮮中央通信】金正日最高司令官は、朝鮮人民軍第824軍部隊管下の女性区分隊を視察した。 最高司令官は部隊の任務遂行状況を了解したあと、教育室、寝室、食堂、副食物倉庫、洗面、浴場をはじめ教育文化、給養施設を見て回った。 また、区分隊で再び副業農作を手際よく営む決意を抱き、その準備を着実に行っていることは良いことだと述べ、副食物供給活動に大きな力を入れて軍人によりりっぱな生活条件を与えるべきだと強調した。 【22日発朝鮮中央通信】金正日最高司令官は、朝鮮人民軍第604軍部隊管下の区分隊を視察した。 最高司令官は部隊の任務遂行状況を了解したあと、軍人の火力訓練を見た。 最高司令官は、必勝の気概のある訓練を見て、部隊のすべての軍人が祖国と人民の安全を頼もしく守る不屈の勇士として準備を整えたことに大きな満足の意を表した。教育室、寝室、食堂、炊事場、洗面、浴場、副食物倉庫、野外休息場などの各所を見て回り兵士の生活に気を配った。 【23日発朝鮮中央通信】金正日最高司令官は、朝鮮人民軍の空軍第435軍部隊指揮部を視察した。 最高司令官は、軍部隊長の案内で沿革紹介室を見て回った。 また、部隊の任務遂行状況を了解したあと、作戦室で行う指揮参謀訓練を見て大きな満足の意を表すると共に、彼らの偉勲を高く評価し、部隊の戦闘力をあらゆる面から強化するうえでの課題を示した。 また、先軍時代に人民軍部隊が戦闘力の強化と共に部隊の管理に力量を集中した結果、こんにち、すべての部隊の面ぼうが一新されたとし、この輝かしい変革はわが軍隊の特質となっている高い革命性と戦闘性、組織性と規律性がもたらした貴い結実であると述べた。 【23日発朝鮮中央通信】金正日最高司令官は、朝鮮人民軍空軍第236新兵養成軍部隊を視察した。 金正日最高司令官は、軍部隊指揮官の迎接報告を受けたあと、技術講堂を見て回り、教育の実態を具体的に了解した。 最高司令官は、軍部隊で新兵が基礎的な専門技術を実質的に習得できるよう視覚実習設備を自力で立派に整えて実感のわく教育を行っていることに満足の意を表し、軍部隊に提起される課題を示した。 【25日発朝鮮中央通信】金正日最高司令官は、朝鮮人民軍第3406軍部隊を視察した。 最高司令官は部隊の任務遂行状況を了解し、戦闘技術機材を見て回ったあと、軍人の訓練を見た。 最高司令官は、技術講義室と訓練室を実用的にりっぱに整え、訓練をねばり強く行ってすべての指揮官、兵士が戦闘技術機材に精通し、高い指揮能力と戦闘能力を身につけたことに満足の意を表し、部隊の戦闘力をさらに強化するうえでの課題を示した。また、現在、軍隊と人民は米侵略者に対する敵がい心と復讐心を抱いて反米聖戦に立ち上がったとし、いかなる武器によっても驚かすことも、崩すこともできない一心団結したわれわれの力にかなう者はこの世にいないと述べた。 [朝鮮新報 2006.4.3] |