top_rogo.gif (16396 bytes)

〈論調〉 国際社会の米国化狙う「民主主義拡散」

 米国の「民主主義拡散」は人民大衆の自主的志向と発展を阻み、世界の平和と安全を破壊し、国際社会を米国化しようとする策動である。

 和解と協力、平和が時代の流れとなっているこんにち、米国は「民主主義拡散」の看板を掲げて自国の侵略的で略奪的な目的を実現する道に本格的に踏み出している。

 こんにち、米国が持ち出している「民主主義秩序確立」の反動性は、彼らが「対テロ戦」を「民主主義」で覆い、それを合法的に行っているところに現れている。こんにち、米国の「対テロ戦」は世界に米国の「民主主義を拡散」するための主な手法の一つとなっている。

 「色分け革命」は、「対テロ戦」と共に米国が世界支配のために考案した「民主主義輸出」の手法である。米国は「対テロ戦」の対象としない国々に対しては「色分け革命」の方法で内部から瓦解し、親米政権をつくり上げようとしている。

 ブッシュ政権が朝鮮の政治体制を中傷し、「人権」攻勢を行っているのは、それを通じて朝鮮に米国式「民主主義」を拡散して内部から瓦解、変質させ、朝鮮式社会主義をどうにかしようとする点に目的がある。(労働新聞16日付論説)

[朝鮮新報 2006.3.24]