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〈論調〉 独裁権力の蛮行調査は時代の流れ

 南朝鮮で過去の独裁権力の蛮行を調査、審判し、歴史を正しく定立するのは、進歩と改革、自主統一を求める人民の志向と時代の流れに全的に合致するものである。

 南朝鮮で外部勢力の占領と支配史に終止符を打ち、自主的発展の道を開拓し、進歩と改革、祖国統一偉業を推し進めるには、何よりもハンナラ党の元祖による過去史からきれいに清算すべきである。

 ハンナラ党は民族の前に頭を下げて謝罪し、政治舞台から退く代わりに、逆に権力争いの野望をさらけ出して過去のファッショ独裁時代を復活させることに血道を上げている。

 民族反逆の過去史を覆い隠し、犯罪者を処罰しなければ、時代の前進はおろか、血なまぐさい罪悪の歴史が繰り返されるのを防ぐことができない。

 南朝鮮で「過去史清算」闘争の基本標的はハンナラ党をはじめ親米保守勢力である。

 南朝鮮人民が「過去史清算」闘争の矛先をハンナラ党に向け、親米保守勢力の挑戦と妨害策動を徹底的に粉砕してこそ、罪悪の過去史をきれいに清算し、自主、民主、統一の夢も実現できることを示している。

 南朝鮮の各階層人民は、ハンナラ党に終局的破滅の鉄ついを下し、自主化され、民主化された新しい社会をうちたて、祖国統一運動にさらに拍車をかけるため、「過去史清算」闘争にけりをつける時まで引き続き力強くたたかうべきだ。(労働新聞16日付論説)

[朝鮮新報 2006.3.24]