最高人民会議常任委員会の金永南委員長は６日、平壌の万寿台議事堂で、インドネシア大統領特使のナナ・ストレスナ大統領政治顧問と会見し、友好的な雰囲気のなかで談話を交わした。金永日外務次官、関係者と特使一行が参加した。

　これに先立ち、ナナ特使は４日に白南淳外相を表敬訪問、夕方には朝鮮政府主催の歓迎宴に招かれた。

　白南淳外相はあいさつで、スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領が平壌に特使を派遣したことは、朝鮮とインドネシアとの友好関係を重視し、朝鮮半島の平和と安定に貢献しようとする善意の表れだと述べた。

　そして、金日成主席とスカルノ元大統領によって築かれた両国の友好協力関係を大切にし、絶え間なく発展させることはわれわれの一貫した立場であると強調した。

　ナナ特使は、ユドヨノ大統領はインドネシアと朝鮮との友好関係を大切に思っており、この関係を強化、発展させるため積極的に努力していると述べ、長い歴史を持つ両国の友好関係はさらに強化、発展するであろうと強調した。ナナ特使は４日に平壌入りし、７日に出発した。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2006.2.9］