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韓総連第14期代議員大会開催 「3大愛国運動に積極参加」

 韓国大学総学生会連合(韓総連)は5日、延世大で第14期出帆宣言大会を開いた。これに先立ち、臨時代議員大会が開かれ、チャン・ソンフェ全南大総学生会長を14期議長に選出した。

 彼らは結成宣言文を通じて、「米国の永久分裂、新保守大連合構築、親米政権樹立策動を決定的に破たんさせるために3大愛国運動の先頭に立つ」ことを明らかにした。また、そのための具体策として、上半期に教育大闘争と5.31地方自治体選挙対応闘争を大衆運動の中心軸にすえることを決めた。

 教育闘争と関連しては、登録金引き上げなどの懸案問題を通じて学生運動を活性化、大衆化させるとともに、長期的には新たな教育政策を樹立する政治闘争へとつなげたいとの方針を明らかにした。

 5.31地方自治体選挙については、「2007年の大統領選挙勝利に向けて、進歩陣営強化とハンナラ党審判の目標を必ず実現しなければならない前哨戦であり予備大統領選挙」だと主張。具体策として、「若い有権者運動」「民主労働党選挙運動」「反ハンナラ党闘争」を繰り広げるとともに、「大学生政治参与有権者運動本部」の構成を各学生団体に提案することを明らかにした。

 統一運動に関しては、6.15大学生運動本部を大学生の統一運動機構へと強化する一方、4月初めに各大学の総学生会長が参加する南北大学生代表者会議、「わが民族同士の日」制定運動などを計画していることを明らかにした。

 チャン新議長は、「大衆的で爆発的な力を持った韓総連を建設するために議長に立候補した」としながら、「反米、統一闘争で3大愛国運動に積極的に参加する」と強調した。

 韓総連の合法化と関連しては、「国家保安法がある限り韓総連が進歩的なたたかいを展開できない」として、「保安法を擁護するハンナラ党解体闘争を展開する」ことを明らかにした。

 第14期韓総連は臨時代議員大会終了後、ソウル・マロニエ公園でハンナラ党解体決意大会を開いた。彼らは、「統一を妨げるハンナラ党解体」「反民主、反統一ハンナラ党には1票もあげられない」などのスローガンを叫んだ。

 ファン・ユソク祖国統一委員長は、「第2の6.15時代の幕開けを全民族が喜んでいるのに、唯一時代に逆行し統一を妨げるために全力を尽くしている党」だと指摘した。

 一方、朝鮮学生委員会は4日、代議員大会宛に祝電を送り、「『わが民族同士の旗のもと、自主統一、反戦平和、民族大団結の3大愛国運動を力強く繰り広げよう』のスローガンを高く掲げ、統一へと進む道で韓総連の学友たちと歩みをともにする決意でいる」と述べた。

[朝鮮新報 2006.2.7]