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〈論調〉 「民主主義拡散」粉砕は反米闘争で重要

 米国の反動層は「民主主義拡散」を強化してこそ、世界支配野望を容易に実現できると見なしてそれを積極的に推し進めている。

 何よりも米国は「民主主義輸出」攻勢を強めている。

 米国は、「民主主義」を口実に地理的、戦略的に重要な位置にある国、反米自主的な国で米国式支配秩序を確立しようと画策している。また、思想的、文化的浸透を通じて「民主主義拡散」策動を強めている。米国は、新聞、雑誌をはじめ各種の出版物と放送網システムなど、あらゆる手段を思想、文化拡散のルートとして利用している。

 米国は、「民主主義の拡散」という口実のもと、他国に対する経済的圧力と封鎖策動も強めている。

 主権国家に対する武力侵攻と「対テロ戦」は、米国の「民主主義拡散」策動の悪らつさの集中的表現である。

 「民主主義」などをけん伝し、他国を不意に侵攻して干渉するのは、米帝の常とう手法である。

 米国が「民主主義の拡散」という看板のもとで、もっとも悪らつに侵略と干渉政策を実施している場所が朝鮮半島である。

 米国の「民主主義拡散」策動を粉砕するのはこんにち、反米闘争において提起される重要な問題の一つである。(労働新聞1月30日付論説)

[朝鮮新報 2006.2.6]