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駐朝ロシア大使館員招き新年の宴会

 新年に際し、朝鮮外務省は駐朝ロシア大使館員を招き1月24日、宴会を催した。

 白南淳外相が演説し、両国の指導者の深い関心のなかで昨年、朝ロ関係が多分野にわたり良好に発展したことに言及した。

 さらに、朝鮮労働党創建60周年と祖国解放60周年に際してロシアの高位級代表団が訪朝し、芸術団が平壌と地方で公演を行ったことについて指摘した。

 そして、金正日総書記は、昨年訪朝したロシア極東連邦管区大統領全権代表一行をはじめロシアのゲストや芸術家と会見し、朝ロ親善関係発展に深い関心を払ったと述べた。

 外相は、プーチン大統領が総書記に「偉大な祖国戦争勝利60周年記念メダル」を授与したことは、総書記へのロシア人民の深い敬意と厚い友誼を示したものだと指摘した。

 そして、プーチン大統領の指導のもとにロシア人民が強力なロシアを建設する事業でより大きな成果を収めることを心から願っていると強調した。

 カルロフ大使は演説で、2005年はロシアと朝鮮両国間の関係で意義深い年であったと述べた。

 そして、ロシア人民は総書記の指導のもと、朝鮮人民が強盛大国建設と国際的権威の強化、人民生活の向上で達成した成果を深い関心をもって見守っていると指摘した。

 また、朝鮮労働党創立60周年慶祝行事を通じて、朝鮮の軍隊と人民が総書記のまわりにいかに固く団結しているかについて良くわかったと強調。ロ朝両国人民は、朝鮮の解放と日本軍国主義撃滅60周年を共同で記念したとし、両国の関係は戦闘的友誼に基づいているものだと述べた。そして、両首脳が平壌とモスクワでの対面時に遂げた合意と親善善隣協力条約に基づきロ朝関係は今年も高い水準で強化、発展するだろうと強調した。

 一方、カルロフ大使は25日夕、朝鮮の出版報道部門の活動家、26日夕には人民武力部活動家のために大使館でそれぞれ宴会を催した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.1.31]