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朝鮮内閣全体会議拡大会議 再び農業にすべての力を

 朝鮮内閣全体会議拡大会議が1月26日に開かれ、朴奉珠総理をはじめとする内閣メンバーらが参加した。会議では今年の共同社説で示された課題を貫徹するための問題を討議した。

 郭範基副総理の報告に続き、李景植農業相、朱東一電気石炭工業相らが討論した。

 報告と討論によると、昨年社会主義建設の全分野で高揚が起き、ここ数年間に行った仕事より大きな成果を達成し経済強国建設で飛躍を起こせる確固たる土台が築かれた。

 会議では、社会主義経済建設と人民生活で決定的な転換を起こし、朝鮮式社会主義の優位性を余すところなく発揮させることが、今年内閣の前に課せられた重要な課題であると指摘し、それを遂行するための具体的な課題と方途を示した。

 何よりもまず、再び農業にすべての力量を総動員、総集中させる問題が強調された。

 そのために省、中央機関、道人民委員会などで農機械と付属品、営農物資を各工程で支障なく最優先的に保障し、党の種子革命方針、ジャガイモ農業革命方針、二毛作農業方針、豆農業方針、草食家畜を大々的に育てる政策を一貫して貫徹していくうえで提起される実務的な問題を討議し、当該の対策を立てた。

 また、改造、現代化された鶏工場、あひる工場、畜産基地などの生産を正常化し、肉と卵の生産目標を達成する問題などが討議された。

 また、上昇の道に入った経済の要求に沿って、電力、石炭、金属工業と鉄道輸送を決定的に向上させ、経済全般を活性化するために当該部門に掲げられた目標とその遂行のための方途を示した。これとともに軽工業革命を促進して人民消費財生産を増やし、重要対象建設を促進し全国を樹林化、原林化するうえで提起される課題とその遂行のための対策について言及した。そして、人民経済の改造現代化を大胆かつ革新的に促進し経済管理を革命的に改善し、教育、保健、文学芸術を発展させる問題と関連した課題を示した。

 とくに、金正日総書記が中国訪問で達成した業績を擁護固守し輝かせることが強調された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2006.1.31]