朝鮮教育文化職業同盟は２１日、南朝鮮でハンナラ党をはじめ保守勢力が最近、自由教員組合をつくろうとしていることに関連してスポークスマン談話を発表し、次のように指摘した。

　当委員会は、不信と対決で同胞の胸のなかに分裂の障壁を高く築き、新しい世代の民族自主意識を取り去り、彼らを外部勢力にささげる目的で繰り広げている自由教員組合づくりを、北のすべての教職員と学生の名において断固糾弾する。

　こんにち、親米事大に根ざしているハンナラ党をはじめ新保守勢力を放置しておいては民族の悲願である祖国統一を実現することも、南朝鮮社会の自主化と民主化、健全な民族教育の発展について期待することもできない。

　南朝鮮のすべての統一運動団体と全教組をはじめ労働運動団体は、米国の背後操縦のもとに新保守勢力が夢見ている企図をしっかり見極め、自由教員組合づくりを阻止し、破たんさせるべきだ。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2006.1.28］