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南の教授陣が訪北し合意 今年2回学術討論会を開催

 20日から24日まで平壌を訪れ、教育現代化事業を論議してきた南の教授陣95人は金日成総合大学のソン・ジャリプ総長ら北の教授陣と会い、生命工学やIT分野をともに研究することにし、上半期と下半期に1回ずつ学術討論会を開くことで大筋合意した。統一ニュースが伝えた。

 「わが同胞一つになる運動」のキム・イギョン事務総長は、「今回の訪問を通じて教育現代化事業の必要性を教授陣たちが実感していた」と語った。訪北団は北の教育者らと「6.15共同宣言時代の知識人の役割」をテーマに座談会を開いた。

 これと別途に「わが同胞一つになる運動」蔚山本部は20日、平壌・永生通りでジャガイモ冷麺工場竣工式を開催した。

 朝鮮中央通信報道によると、「わが同胞一つになる運動」は24日に平壌を出発。平壌滞在中、金日成総合大学、金策工業総合大学、東明王陵などを参観した。

旧正月前に北の子ども支援イベント

 旧正月を前に、全国農民連帯(チョン・ジェドン常任代表)、ハンギョレ統一文化財団は25〜28日にソウル駅前広場で「わが農産物市場」を開催。収益金は北の子どもたちの支援にあてられる。

 イベントでは各地域の米、雑穀、肉類をはじめとする30余種類の南の農産物、酒類をはじめとする北の加工品が販売された。販売だけでなく、「サムルノリ」など多彩な文化イベントも行われた。

 27日には南産の米を市民らに無料で配った。

 ハンギョレ統一文化財団のパク・チンウォン企画委員は、「一部マスコミが流した農民の否定的イメージを払拭し、農民本来の姿を示すイベントになれば」と語った。

 一方、同財団は昨年12月中旬から「北の子どもたちへの物品支援キャンペーン」を開き、南の企業から衣類、菓子類などを受け取った。今回のイベント収益金で購入する米と一緒に来月8日頃に北に送ることにしている。

[朝鮮新報 2006.1.26]