朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長は１８日、第６回アフリカ連合（AU）首脳会議（２３〜２４日）に次のような祝電を送った。

　私は、アフリカの人民と国際社会の大きな関心と期待のなかでスーダンの首都ハルツームで第６回ＡＵ首脳会議が開かれることと関連し、朝鮮民主主義人民共和国政府の名において会議に参加した各国、政府首班をはじめすべての代表に熱烈な祝賀とあたたかいあいさつを送る。

　AUは創設以降、その機能と役割を急速に強化しながらアフリカの自主的発展と統合を実現し、地域の平和と安定を保障するうえで大きな前進をもたらし、国連改革をはじめ正義かつ公正な国際関係の樹立に向けた主要提案を打ち出し、その実現をめざす活動でりっぱな成果を収めた。

　朝鮮政府と人民はこれを高く評価し、自主的かつ繁栄する新しいアフリカを建設するためのAU加盟国の政府と人民の偉業に全面的な支持と連帯を送る。

　私は、今回の首脳会議が紛争問題をはじめ地域問題を全体の団結した力で解決し、大陸の政治的、経済的統合をさらに推し進め、アフリカの教育と文化を新たな段階で発展させる対策を講じるうえで画期的な契機になるものと確信しつつ、会議が全加盟国の志向と要求に即して上程されたすべての問題を成功裏に討議し、りっぱな実を結ぶよう心から願う。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2006.1.24］