朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長が新年２００６年に際して１日、在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）中央常任委員会の徐萬述議長に送った祝電は次のとおり。

　私は、わが祖国と民族の前途により大きな勝利と明るい展望が開かれる希望に満ちた新年２００６年を迎え、議長同志をはじめすべての総連の活動家と在日同胞に熱烈な祝賀と暖かい同胞愛的あいさつを送ります。

　昨年、総連は各級組織を強化し、民族教育文化運動をはじめ大衆運動を力強く展開して喜ばしい祖国解放６０周年と総連結成５０周年を高い愛国的熱意と輝かしい活動の成果で盛大に迎え、祖国統一をはじめ総連の全般事業を一段階発展させていくことのできる政治、思想的準備と土台をしっかり築きました。

　総連の活動家と在日同胞の積極的なたたかいによって組織の面ぼうが一新され、活動家の活動方法と仕事ぶりでは根本的な転換が起こり、総連の大衆的地盤がいっそう強固に築かれました。

　２００６年は、偉大な先軍の旗じるしのもとに社会主義強盛大国の建設において新たな高揚を起こしていく全面的攻撃の年、創造と変革の年であり、総連第２０回全体大会の決定を徹底的に遂行して在日朝鮮人運動の高い段階を勝利のうちに開いていくべき決定的転換の年であります。

　新年に総連は、第２１回全体大会を目指して内部を組織、思想的にしっかり固め、民族教育事業と同胞生活奉仕活動により大きな力を入れ、大衆的愛国運動を引き続き高揚させ、新しい世代をはじめ各界各層の同胞大衆をしっかり結集させることにより、今年が新しい世紀の総連の愛国偉業を強化、発展させていくうえで決定的な一年になるようにしなければなりません。

　総連の活動家と在日同胞は、激変する情勢の要求に即して祖国の自主的統一と隆盛、繁栄に特色のある貢献をし、日本人民との友好、親善と国際的連帯を強化する活動をりっぱに行わなければなりません。

　私は、総連と在日同胞が社会主義祖国に対する熱烈な愛情と総連の愛国偉業に対する必勝の信念を銘記し、団結した力で新年の愛国事業においてより大きな成果を収めるものと確信するとともに、議長同志をはじめすべての総連の活動家と在日同胞の健康と幸福を祈願します。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2006.1.12］