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〈60周年を迎えた朝鮮学校の現場から〉 東京第6初級 創立60周年記念式典

基金の目標達成

卒業生の洪昌守選手が同胞たちを激励した

 東京朝鮮第6初級学校の前身は、1945年10月10日、沼部、池上、馬込、大森、蒲田で始まった「国語講習所」だった。47年には4つの講習所を統合して東京朝聯第6小学校を設立、71年に現在の校舎が建てられた。

 創立以来幼稚班231人、初級部1836人、中級部961人の卒業生を輩出した。

 11月19日、同校で行われた60周年記念式典は、あいにくの雨で急きょ講堂と教室で行われたが、この日集まった大田、城南、渋世の同胞と同校卒業生たち400余人は、60年の足跡を感慨深くふり返りこれからも学校を守っていく決意に満ちていた。

 第1部記念式典では、同校の金秀彦校長が報告をし、60年の歩みと成果、これからの課題について述べた。同校教育の会李哲会長が実行委員会報告をし、短期間に基金の目標額を超えたと報告した。つづいて大田区長代理の鴨志田隆学務課課長、日朝友好促進大田区議会議員連盟の有川靖男前会長、大田区議会の野呂恵子議員が来ひんのあいさつをした。

代継いで学校守る

女性同盟蒲田民謡サークルの熱唱は会場を盛り上げた

 第2部は、きれいな民族衣装で着飾った全校生徒の合唱で幕を上げた。生徒たちの歌と踊りで盛り上がったあと、教職員たちの歌も披露され大きな拍手を浴びた。

 第3部の卒業生たちによる公演では、同校出身の世界スーパーフライ級チャンピオン洪昌守選手が舞台に上がり、今の自分がいるのは同胞たちの応援もあったが「自分の原点、ルーツは第6初級にある。これからも子どもたちに夢を与えるため必ず勝つ」と語り同胞、生徒たちに力と勇気を与えた。

 4期卒業生の卞允植さんは、馬込にあった自宅が「国語講習所」でアボジから国語や算数を習ったという。同校で4年間教鞭もとった彼は「第6初級に対する思いは格別のものだ。これからも母校であり、心のふるさとである学校を永遠に守っていく」と語った。

 1世たちの志を継いで若い世代が今回の基金集めでも大活躍をした。期ごとの代表を決め名簿作りに励み、愛校運動を若い世代が担っていく決意を新たにした。

 初級部46期卒業の姜永健さんは「1世たちが作った伝統を朝青が守っていく。学校を固守し、自分の子どもも通わせたい」と熱く語った。(成)

[朝鮮新報 2006.12.8]