総連東京都本部と渋世支部代表ら 準抗告を申し立て |
「法の逸脱適用」 総連東京都本部と渋世支部の代表らは18日、警視庁公安部が「薬事法違反」を口実に同本部と支部をはじめとする数カ所を強制捜査したことに関し、東京地裁に準抗告申立書を提出した(写真)。 申立書は、同胞女性が医師免許を持つ医師から医薬品をわけてもらったというだけにすぎず、犯罪性が認められないと指摘。本件と捜索場所との間の関連性はまったくないばかりか、警視庁が押収した物件も本件とは関係ないと強調した。 そのうえで、本件捜索差押許可の裁判と本件差押処分はいずれも日本国憲法35条および刑事訴訟法に違反する違憲かつ違法なものであり、これを取り消すことと押収物の返還を強く求めた。 代表らは続いて記者会見を行い、今回の強制捜査の不当性と共に、今回の捜索は「法の逸脱適用」だと強く非難した。 [朝鮮新報 2006.12.20] |