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総連代表ら、人道団体 国際機構に「万景峰92」号運航再開、暴力事件の再発防止など要請

在日朝鮮人の人権保障へ働きかけを

 総連中央、女性同盟、人権協会、東京朝高の教員、生徒の代表らが2日、アムネスティ・インターナショナル日本事務所を訪問し、人道目的の「万景峰92」号の運航再開、在日朝鮮学生の安全保護、総連と在日同胞に対する暴力行為の根絶と不当な規制の是正などに関して要請活動を行なった。

 代表らはアムネスティ日本の寺中誠事務局長に対し、日本政府や右翼勢力によって加えられている不当な規制や迫害について実例を挙げて説明、在日朝鮮人に対する人権保障措置が早急に講じられるよう協力を要請した。

 寺中誠事務局長は、総連と在日朝鮮人に対する迫害と規制が深刻さを増している現実に憂慮を示す一方、学生代表らに「在日コリアンを取り巻く環境は厳しいが、自らの出自に誇りを持って堂々と生きてほしい」と激励した。

 また総連側の要請に対して、人権擁護の観点から問題解決のために協力していくと述べた。

 これに先だって1日には、日本赤十字社と国連児童基金(UNICEF)東京事務所を訪問し要請活動を行った。

[朝鮮新報 2006.11.8]