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〈東京朝鮮第2初級学校土地問題裁判〉 第14回口頭弁論

日本の学者の意見書を総合して、被告の主張として提出

 東京都が東京朝鮮第2初級学校に対し、校地として使用している都有地の明け渡しなどを求めている「枝川裁判」の第14回口頭弁論が8月31日、東京地裁で行われた。

 今回の口頭弁論では、朝鮮学校側弁護団がこれまで3人の日本の学者たちが提出した意見書を総合した意見陳述書と東京第2初級宋賢進校長の陳述書、TBSの番組「News23」で放映された内容を収録したビデオなどを証拠として提出した。

 また今回の口頭弁論では、東京第2のグラウンドの一部が区道であるとして3年間の不当利得に対し訴訟を起こした江東区の裁判も、次回から平行して行われることが確認された。

 口頭弁論では、朝鮮学校側弁護団の金舜植弁護士がこれまでの裁判の流れと主張に対して、要約して説明した。

 裁判終了後、東京弁護士会館で報告集会が行われた。

 次回の口頭弁論は10月12日に行われる。

[朝鮮新報 2006.9.2]