福岡高裁の不当判決 熊本市長の上告 「積極的に協力していく」 |
市民団体のメンバーが同胞らと交流 「熊本朝鮮会館問題を考える市民の会」(古沢千代勝代表)のメンバー5人が19日、同会館を訪ね、同胞20人と交流した。 メンバーらは、福岡高裁判決を不服として最高裁に上告した熊本市長の判断を支持すると述べた。また、福岡高裁の判決は政治的判断が先行し、驚くほどずさんなものだが、仮に最高裁で負けることになれば全国の自治体への影響は大きく、在日朝鮮人社会だけでなく同様の会館を所有する在日外国人総体への影響は計りしれないと指摘しながら、今後の裁判の展開に注目しつつ必要であれば積極的に協力していくと強調した。 そのうえで、朝・日平壌宣言が実現され国交が結ばれればこのような問題は過去の遺物とならざるをえず、そのためにも小泉首相が一刻も早く国交回復を実現することが求められていると語った。【熊本支局】 [朝鮮新報 2006.2.23] |