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総連大阪城東支部 長寿会・城鶴会 第15回総会と送年会

活動の幅広げ「大四城鶴会」に改称

さらなる発展を決意する参加者ら

 総連大阪城東支部「城鶴会(長寿会)結成15周年を記念する第15回総会と送年会」が3日、城東朝鮮会館講堂で行われた。総連支部の李明男委員長、城東・鶴見地域在住の同胞高齢者らを中心に約70人の同胞らが参加した。

 城鶴会の高始宗会長が総会報告をした。会長は、地域の同胞高齢者らの親ぼくと交流を深めるため尽力してきた城鶴会が、地域に根ざした会として歩んできたと話しながら、15年の道のりを感慨深くふり返った。そして60代の同胞らを主とした新しい組織である「2世会」が結成されたことで、長寿会組織のさらなる発展への土台ができたと指摘、同会の活動で地域自治からの補助金が支給され、財政的な土台も同時に築かれたと述べた。

 つづいて行われた財政報告では、総括期間に多様な事業を推し進めながらも、黒字決算されたと報告された。

 集いでは高始宗会長の再選、「2世会」の金永彬会長幹事長を就任したほか、60代の同胞らを網羅した「城鶴会」の新しい役員らが紹介された。

 また、来年2月までに会館1階を改修工事し、独自のミニデイ事業を実施するとともに、高齢者福祉事業を積極的に行っていくことが提起された。

 総会後の送年会で参加者らは、女性同盟のオモニらが準備した料理に舌鼓を打ちながらチャンゴのリズムに合わせ朝鮮民謡を歌い、踊りに興じた。

 この日、城鶴会15年間の活動をまとめた記念写真集が参加者全員に手渡された。

 また今後、大東、四条畷地域まで活動の幅を広げ名称を「大四城鶴会」に改称することが合意された。【大阪支局】

[朝鮮新報 2006.12.25]