中等教育実施60周年記念在日同胞大祝典 10月1日 大阪で |
歴史的な一大教育文化行事 民族教育の中等教育実施60周年を記念し在日同胞大祝典が10月1日、大阪(大阪城公園太陽の広場)で行われる。一世同胞たちが築き発展させてきた民族教育の業績と正当性を内外に大きくアピールし、全同胞を挙げて祝おうと、近畿地方の同胞、学生、活動家らは、行事の準備と宣伝、公演の練習にと汗を流している。当日3万人以上の参加が見込まれる一大教育文化行事の内容を紹介する。 大祝典では近畿2府4県のすべての朝鮮学校の生徒たち5000人が出演する芸術公演が行われる。1000人の大合唱など歌と踊りを中心に華やかで大規模な公演が行われる。民族学級の生徒たちも朝鮮の歌を披露する。各地の生徒たちは父母、祖父母らに感謝し60周年を輝かせようと、毎日のように練習に励んでいる。 大祝典では300人以上が出演する「ウリノレ自慢大会」「農楽ノリ大会」が学校対抗形式で行われる(歌自慢大会は一般のみ)。また、在日同胞シルム大会、囲碁大会も行われる。吹奏楽の合同公演、安聖友マジックショー、マジレンジャーやピビンバレンジャーのショーも行われる。 会場には、近畿地方の朝鮮学校の歴史を物語る写真や、生徒たちの美術作品が展示される。また朝鮮料理を中心に約60種類の売店が一斉に並ぶ。特等に自動車(トヨタのプリウス)、1等に37型液晶テレビなど、豪華商品2629点が当たる大抽選も楽しみの一つだ。 当日、近畿を中心に各地から同胞らがバスなどでかけつける予定だ。70歳以上の高齢同胞にはもれなく食券が配られ、高齢者、障害者、妊娠中の女性のための優先席も用意されている。 大祝典準備委員会委員長の総聯大阪府本部・金奉亨委員長は「民族教育60年の歴史と業績を大きくアピールし、一世が築いてくれた民族教育を若い世代が継承していく契機になる歴史的な行事。近畿地方の全団体、機関、学校を挙げて、大祝典の成功に向けて準備している。当日、多くの同胞と会えることを楽しみにしている」と語る。 各種競演、競技 参加チーム紹介
[朝鮮新報 2006.9.20] |