同胞敬老会（９日）

　生野西同胞敬老会が９日、観音寺（大阪市生野区桃谷）で行われ、地域の高齢同胞８７人をはじめ計１２７人の同胞が参加した。

　敬老会ではまず、総聯大阪生野西支部の任宗孝委員長があいさつした。任委員長は、１、２世の高齢同胞が学校と組織を守り通してきた業績と伝統について言及し、朝鮮創建５８周年を迎える日に敬老の日を迎えた高齢同胞らに今いちど敬意を表した。また、１０月１日の中等教育実施６０周年記念同胞大祝典と、１０月２２日の大阪朝鮮第４初級学校創立「還暦」記念行事にたくさんの同胞が参加し輝かせてくれるよう呼びかけた。

　敬老会のために今年１３回目を数える学校チャリティーゴルフコンペを推進した支部同胞を代表し、総聯支部の呉東華副委員長が乾杯の音頭をとった。

　つづいて参加者らは、女性同盟支部常任委員らと分会役員ら、大阪第４初級学校のオモニ会役員らが準備した料理を囲み、会食を楽しんだ。

分会合同川遊び（８月２０日）

　また、朝青員らによる抽選会、大阪朝鮮歌舞団の公演が行われ、同胞らは民謡メドレーにあわせ踊り、歌った。

　参加者らは、「若人が力をあわせ慶祝してくれてありがたい。それにより、たくさんの高齢同胞が集まり楽しいひと時を過ごすことができた。生野西支部に昔も今も変わりない力を感じる」と語った。この日、高齢同胞らは健康な体でまた会おうと誓い合った。

　一方、８月２０日には生野西支部の鶴橋、北鶴橋、勝山北、桃谷駅前分会の合同川遊びが滝畑ダムで行われ、８０人の同胞と児童らが参加しひと時を楽しんだ。

　同胞らは、「우리 제４（초급학교）６０년간 고맙습니다！　앞으로도 잘 부탁하겠습니다！」と書かれた横断幕の下で焼肉をほおばり、談笑した。抽選会と魚捕り、スイカ割りに熱中する子どもたちの愉快な笑いも絶えなかった。

　桃谷駅前分会に引越し、この日初めて支部の行事に参加、オリニ競技を担当した鄭貴浩さんは、「新しい世代の同胞らが中心となっている今日、こんなにも楽しいひと時を過ごすことができた。今回の川遊びは、今年の学校創立６０周年を分会の同胞らで盛り上げ輝かそうという気運が高まる契機となった」と感想を述べていた。【生野西分局】

［朝鮮新報 2006.9.16］