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名古屋初級で「トブロ−ともに祭り2006」開催

好評を博した生徒たちの公演

 「名古屋朝鮮初級学校トブロ−ともに祭り2006」が6日、名古屋朝鮮初級学校で行われた。

 昨年度までは日本の公共施設で行われていたが、今年は緊迫した情勢と関連して同校で行われることになった。当日は、600人を超える同胞や学父母、日本の人士たちが参加し楽しいひと時を過ごした。

 午後5時より開会セレモニーが行われ、主催者を代表して名古屋初級の呉炳佑校長があいさつをした。

 呉校長は名古屋初級が開校して7年目、そして「トブロ−ともに祭り」も7回目を迎えることになったと述べ、この間「一口3千円愛校運動」をはじめ、同校に寄せられた同胞商工人と学父母、日本の友人らの支援に深い謝意を表した。

参加者たちは楽しいひとときを過ごした

 つづいて、愛知県議会の松山登議員が来ひんのあいさつをした。

 松山議員は「朝鮮語で授業し学ぶ姿を、ごく自然に受け止めることができた。また、多くの方々の支援によって運営している厳しさも知ることができた。非常に複雑な世の中で乗り越えなければならない壁も沢山あるが、区別なくよりよい社会、平和を目指しともにがんばろう」と述べた。

 集いでは名古屋初級の学生らによる芸術公演、タングンコンサート、歌や踊りなど各種芸術サークル公演が披露され、好評を博した。

 東海朝鮮歌舞団による公演で熱気が高まるなか、抽選会でクライマックスを迎えた。

 この日会場の設営のために、アボジ会のメンバーらが早くから学校に集まり汗を流した。また、オモニ会の屋台も大人気だった。

 参加者らは「1年に一度、こうして同胞たちが集まって楽しいひと時を過ごせるトブロ祭りを楽しみにしている」「若いアボジ、オモニたち、そして朝青トンムたちが一生懸命がんばっている姿が力強く、ほほえましい」「名古屋初級の生徒も増え、みんながひとつになって学校を盛り立てている姿に力を得た」と感想を述べた。【名古屋初級】

[朝鮮新報 2006.8.30]