〈広げよう民族結婚の輪〉 朝青東京「ワッチャワッチャ★2006」 |
「アンニョンハシムニカ」から始まるつながり 他地域に住む青年同士がまず、顔と顔を合わせ知り合い、ネットワークを広げつながろう。同じ青年同士の民族的マンナムの場を作ろう。そんなイベント「ワッチャワッチャ★2006」が17日、東京で催された。当日は、関東に住む19〜30歳までの同胞男女、総勢120人(2部からの参加者あり)が集った。イベント後、参加者らの反響は広がりを見せており、「第2回開催」への期待がすでに多数寄せられているという。 まず、つながろう
イベントは、朝青東京都本部管下の女性職員ら数人が企画、主催した。柔らかい物腰のタッチ、とりわけ「女性の視点」で企画されたイベントの根底には、「新しいつながりを大事にしてほしい」という、実行委員らの思いが詰まっている。 一方、イベントは同本部が今年度、推進してきた「さまざまなマンナム」の流れの中で生まれた。というのも、同本部は今年4月から民族性固守ネット拡大の事業を推進してきた。その中で「同じ民族、同胞青年同士の色んなマンナム」の場として、朝青員らの要求が汲まれ、今回のイベント開催へと至った。 当日まで、メーリングリストによりイベントの情報が流された。これにより当日の動き、鮮明さはより増したと言える。 求められている場
参加者は当日午後、都内某所の遊園地に集合した。「年の近い」男女でグループ行動する設定だ。異なる地域の朝青員同士との組み合わせがほとんどで、ほぼ初顔合わせに近い。 夕方、一行は場所を近くのホテルに移した。ディナーに舌鼓を打ちながらも、グループでテーブルを囲むと、遊園地での出来事など話題は絶えない様子だ。 「アンニョンハシムニカ(こんにちは)、名前は○○○と言います。チャルプタッカゲッスムニダ(よろしくお願いします)」のような具合で、会場から朝青員らの「知り会いたい」「出会いたい」という活気と熱気が伝わってきた。 都内在住の「顔見知り」にとっても、新しい「マンナム」があったようだ。 今回のようなグループ行動は、評判もよく効果的だった。現状は、このような近い年齢同士で自由な時間を過ごす、そのような「作られた」「拘束された」マンナムを朝青員らが求めている。このような形がきっと「民族結婚」につながるのだろう。 「場」の提供は急務である。 「セセデ3団体」が「民族結婚」に大きな関心を寄せ、各地でその幅は広がっている。(李東浩記者) [朝鮮新報 2006.7.25] |