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「日朝友好関東学生の会」が第2回講座

「在日朝鮮人バッシングの本質」を模索

「日朝友好の視点を広めよう」と開催されている連続講座

 留学同、日本の大学生らによる第2回 連続講座「日朝『友好』カレッジ」(主催=「日朝友好関東学生の会」)が6月30日、東京の早稲田大学で行われた。同胞学生と日本人学生、市民らが第1回(同月23日)と合わせ延べ約90人が参加した。

 第2回講座は「在日朝鮮人バッシングの本質」と題し、ジャーナリストの野田峯雄氏が講義した。野田氏は、現在の日本政府が描く「日朝関係」と「日朝問題」を解説。「ミサイル騒動」に潜む日米の軍事産業構造、「救う会」の政治的利害に満ちあふれた構図などについて指摘した。

 講座を主催した「日朝友好関東学生の会」は、日本の大学において、日朝関係史の授業や講座がほとんど設けられていない現状を憂慮。日朝友好の視点を広め、ともに学び、対話していきたいという思いから、公開自主講座開催へとつなげた。

 講座後に行われた交流会では、情勢を見る視点、日朝関係において新たな歴史をつくる主体としてどう行動するべきか、などさまざまな意見が提起された。

 講座は、後期(10月6日、13日、20日、27日)にも徐勝、伊藤孝司の各氏らをまねき行われる。

 「日朝友好関東学生の会」では、日朝友好納涼会(8月10日)、日朝映画上映会、日朝友好親善訪朝団、「日本と朝鮮半島の『次代』を創造する若者フォーラム」(年末)などの開催を予定している。【留学同中央】

[朝鮮新報 2006.7.13]