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東京第4初中と足立区の間で 「避難所施設利用」に関する協定の締結式

地域により開かれた学校に

 東京朝鮮第4初中級学校と足立区の間で、災害時「避難所施設利用」に関する協定の締結式が22日、足立区役所で行われた。協定書の締結は、関東地方の朝鮮学校では初のこと。

 締結式には、東京第4初中の尹太吉校長をはじめとする6人の代表と、鈴木恒年区長ら足立区の代表が参加した。

 締結式では、尹校長と鈴木区長が協定書に調印した。

 鈴木区長は、10年前の「阪神淡路大震災」など避難所生活を目の当たりにしたと述べながら、このたび東京第4初中を避難所として提供してくれたことに謝意を表した。

 尹校長は、今回防災の重要な部分で地域に貢献できるようになったことをうれしく思うと述べ、創立60周年を迎えた同校がこれからも地域に根付いた学校、地域に開かれた学校として足立区に寄与する決意を表明した。

 これから東京第4初中では教室を一部屋提供し、食料、毛布、水などほかの避難所と同じ備蓄物が置かれる。

[朝鮮新報 2006.3.28]