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金正日総書記の誕生日祝い宴会、40余カ国 450余人が参加

 金正日総書記の生誕64周年祝賀宴が14日、東京都千代田区の朝鮮会館で行われた。

 総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長が各副議長と局長、関東地方の総聯本部委員長、中央団体・事業体の責任者、同胞商工人らとともに参加した。

 また、日本の政界、経済界、マスコミ界、社会界、文化界の著名な人士たち、中国とロシア、キューバ、ドイツ、スイス、カナダ、インドネシア、カンボジア、イラン、シリアをはじめとする40余カ国の駐日大使らと公館員ら、国際機構の代表、特派員など450余人が参加した。

 宴会では徐萬述議長が演説した。

 議長は演説で、総書記は今年より高く飛躍し、より早く、社会主義経済建設の高い目標を実現すべく朝鮮人民のたたかいを精力的に指導していると指摘。年初から中国を訪問して朝中首脳会談で、両党、両国の緊密な協調の伝統を継承して強化、発展させていくと指摘し、朝中関係のいっそうの発展と、共通の関心事である国際、地域問題について意見交換し完全な見解の一致を見たと述べた。

 また、北と南、海外のすべての朝鮮民族は、今年から6月15日を「わが民族同士の日」と定めて記念し伝統化するとともに、自主統一、反戦平和、民族的大団結の3大愛国運動を展開し、6.15共同宣言の旗のもとに団結して民族統一実現の新たな転機を切り開くだろうと強調した。

 さらに、第4回6者会談の共同声明を順守し、対話によって朝鮮半島の非核化を平和的に実現することが朝鮮側の一貫した基本的立場であるとして、米国に対し一日も早く金融制裁を解除して6者会談開催のための環境と条件を整えるべきだと主張した。

 議長は今月初旬に行われた朝・日政府間会談についても触れ、日本当局が平壌宣言の基本精神に立ち返り、過去の清算に基づく関係正常化に誠実に臨むことを期待すると述べた。

 15日には東京都北区の東京朝鮮文化会館で中央大会が開かれた。

[朝鮮新報 2006.2.18]