西大阪 「1%の底力」が主催 チョソンハッキョ支援交歓会 |
西大阪朝鮮初級学校を支援するための「日朝友好チョソンハッキョ支援交歓会」が4日、西成区民センター(大阪市)で行われた。
この会を主催したのは「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会」(通称「1%の底力」)で、昨年2月に同校で初めて行われた一般公開授業をきっかけに立ち上げられた。西成区を中心とする日本の住民たちが行政に対して民族教育の保障を求めていくと同時に、それぞれが毎月自分の収入の1%を朝鮮学校の民族教育の維持発展のために拠出する活動を昨年6月から開始した。 この日、交歓会に先立って行われた「1%の底力」の全体拡大会議では活動報告やこれからの事業展開、鉄棒贈呈式などについて意見交換が行われた。会では第1回目の支援として集まった寄金で同校に鉄棒を送ることになっている。同校の鉄棒は、老朽化のため一昨年撤去したため現在高学年用のものがない。4月に贈呈式を行う予定だ。 交歓会では「朝鮮の子」「ハッキョ」などのビデオが上映され、「民族教育の歴史、現状」をテーマに西大阪初級の金哲校長が講演を行った。ビデオに涙する人、講演を聞き大きくうなずく人などが見られた。 引き続き行われた交流会では質疑応答があり、歌も披露されるなど和やかな雰囲気の中で行われた。 最後に、「1%の底力」に金哲校長から「大阪民族教育60年誌」が送られた。【西大阪初級】 [朝鮮新報 2006.2.8] |