宮城で新春の集い 151人の同胞でにぎわう 「同胞社会をより豊かに」 |
2006年宮城県同胞新春の集いが10、11の両日、秋保温泉ホテル緑水亭で行われ、151人の同胞が参加した。 集いではまず、講演会が行われ、実行委員会代表のあいさつに続き朴広基・ 総連宮城県本部委員長があいさつした。 委員長は昨年、8カ月運動と総連結成50周年慶祝事業を通じ、非専従の活動家と同胞たちが発揮した愛国熱意と7つの貴重な事業成果をあげながら、最近の情勢の特徴と今年の事業方向について述べた。 つづいて、邵哲珍・ 総連中央同胞生活局副局長が朝鮮を取り巻く情勢と同胞たちの生活をさらに向上させることについての講演を行った。 講演では、現情勢の新たな局面についてと最近の日本当局による民族差別の特徴と過去の清算問題、 総連が行っている同胞生活奉仕と福祉活動について具体的な言及があった。 講演を聞いた同胞たちは、「総連が同胞生活向上のために大きな力を注いで活動していることがよくわかった。2大中心柱が民族と民生ということにとても魅力を感じた」と感想を述べた。 成人式も
講演会に続き、20歳を迎える同胞青年たちを祝う集いが行われた。 会では、総連本部委員長の祝賀のあいさつに続き、20人の成人を代表して朝鮮大学校に通う車哲安さんが決意を述べた。また、成人を祝って青年たちに花束と記念品が贈られた。 成人式に続き、参加者たちが温泉に入り休憩したあと、新年会が行われた。 新年会では、新春の集いの実行委員たちと事務局のメンバーら15人と、東北朝鮮初中高級学校創立40周年記念行事実行委員会の申秀雄委員長をはじめとする実行委員、同窓会の役員らが紹介された。 参加者らは娯楽会とゲームなどで楽しいひと時を過ごしたほか、東京朝鮮歌舞団の歌に合わせオッケチュムを踊り、時が経つのも忘れて楽しく過ごした。 今回の集いは、参加者たちが今年も宮城の同胞社会をさらに豊かに築いていくために、一生懸命働く決意を新たにする場となった。【宮城支局】 [朝鮮新報 2006.1.17] |