朝鮮労働党創建６０周年にあたり金正日総書記宛に中国共産党の胡錦濤総書記から１０日、次のような祝電が寄せられた。

　朝鮮労働党は朝鮮人民の偉大な領袖金日成同志が自ら創建して指導してきたし、長い革命闘争史を有する無産階級の革命的党である。

　この６０年間、朝鮮労働党は英雄的朝鮮人民を指導し、厳しい闘争を展開して度重なる難関とあい路を克服しながら、人民政権を樹立して国の自主権を守り、社会主義革命と建設偉業遂行で新たな成果を収めて朝鮮半島と地域の平和と安定を守り、人類の進歩的偉業の発展を促進するうえで積極的に貢献した。

　この数年間、朝鮮人民は金正日総書記を首班とする朝鮮労働党の指導のもとに自力更生、刻苦奮闘の精神を発揮して困難を果敢に克服し、朝鮮の実情に合った発展の道を積極的に探求しながら、強盛大国を建設する道で力強く前進してきたし、北南関係改善と対外関係発展分野で喜ばしい前進を遂げた。

　中国共産党と中国人民は、朝鮮労働党と朝鮮人民が各分野で収めた成果を心から喜んでいる。

　われわれは、総書記の指導のもとに朝鮮人民が朝鮮式社会主義を建設して自主的平和統一を実現し、対外関係を発展させるなど、各分野で新しくより大きな成果を絶えず収めると信じる。

　伝統的な中朝友好は、老世代指導者がわれわれに譲った貴重な富であり、われわれがこのうえなく重んじて代を継いで伝えることを求めており、とりわけわれわれが歴史的偉業を継承して新たな道を開拓しながら絶え間なく発展させることを求めている。

　これは、中朝の両党、両国、両国人民の共通の願いと根本利益に合致するし、地域の平和と安定を守るうえで有利である。

　中国共産党は常に伝統的な中朝友好を重んじてきた。

　中朝友好を強化、発展させることは、わが党の確固不動の方針である。

　われわれは、朝鮮の同志とともに引き続き「伝統継承、未来志向、善隣友好、協力強化」の精神に基づいて中朝友好、協力関係を新たな高い段階へ推し進めるだろう。中朝友好が時代とともに前進し、代を継いで伝わることを心から希望する。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2005.10.15］