ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は２日、大統領宮殿で同国を訪問した最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長を団長とする朝鮮代表団と会見した。

　大統領は席上、自主的な尊厳のための朝鮮人民の英雄的たたかいに支持と連帯を表すとし、ベネズエラと朝鮮両国間に政治、経済などあらゆる分野で双務的、多角的協力関係を発展させていくことについて述べた。

　これに先立ち９月２９日、朝鮮代表団とホセ・ビセンテ・ランヘル副大統領を団長とするベネズエラ代表団との会談が副大統領府で行われた。会談で双方は、自国の情勢を通報し、両国間の友好関係をさらに発展させることについてと、相互の関心事となる一連の問題について意見交換した。

　代表団は滞在中、ウイリアム・イサラ外務次官、リカルド・クティエレス国会第１副議長とも会見した。また、原油会社、独立英雄ボリバルの生家と博物館、墓を参観した。

　代表団は、首都カラカスの市長、市議会議員らと会見し、楊亨燮団長は市の特別客として登録され、市の鍵を授かった。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2005.10.11］