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第17回朝鮮人戦争犠牲者追悼会 「遺骨返還のため努力」

 第17回朝鮮人戦争犠牲者追悼会が22日、東京・目黒の祐天寺で行われ、同胞と日本市民ら約40人が参加した。

 追悼会では犠牲者の冥福を祈って法要が行われたのに続き、下山房雄・前下関市立大学学長、西澤清・東京朝鮮人強制連行真相調査団日本人側共同代表をはじめ4人が発言。西澤清共同代表は、今月15日、平壌で遺族らと会ったことに触れながら、遺族らの苦しみについて述べた。そのうえで、日本政府が礼を尽くして遺骨を遺族のもとに返還するよう、今後も頑張っていきたいと語った。

 つづいて参加者らは納骨堂で、遺骨が納められた経緯と返還問題についての説明を受けた。

 祐天寺には、浮島丸爆破事件をはじめ、旧日本軍の軍人軍属として犠牲になった朝鮮人らの遺骨、1134柱が安置されている。その多くは創氏改名による日本名のままだ。

[朝鮮新報 2005.8.25]