強制連行犠牲者ホットライン 18日に開設 |
日本政府が朝鮮人強制連行犠牲者の遺骨に関する実態調査に取り組んでいることと関連し、強制連行真相調査団は18日、全国24都道府県にホットラインを開設し、犠牲者に関する情報の提供を募る。犠牲者に関する情報を求めるホットライン開設は戦後初。 南朝鮮では、日帝強制占領下強制動員被害真相究明委員会が今年2月から被害申告の受付を開始。すでに15万件を超えている(14日現在)。 調査団は、日本政府の調査が全面的に行われるよう、民間レベルで調査に協力していきたいとしている。そこで、多くの同胞、日本市民らに情報提供を呼びかけるため、ホットラインを開設することになった。 情報は、寺院などに保管されている遺骨または過去帳から関連する事実、強制連行先での事故などの目撃や見聞など犠牲者に関するもの。収集結果については後日、報道機関や中央集計所(大阪)を通じて知らせ、総聯と民団、日本の市民らと共同で追悼会を行い、北南の政府、遺族らにも伝えられる。 開設日時は、18日(土)午前10時〜午後5時(全国一斉)、連絡先は表にある最寄りの開設場所電話番号まで。
[朝鮮新報 2005.6.16] |