「万景峰92」号 在日同胞、学生203人を乗せ予定通り出港 |
在日同胞、学生203人を乗せた「万景峰92」号が19日、同胞、関係者が見送る中、元山に向けて新潟港を出港した。 同号は18日午前、同胞24人を乗せて新潟港に入港した。 同号の新潟港入港は5カ月ぶりで今年初めて。同号は3月に改正された船舶油濁損害賠償保障法など日本の法律にそなえ国際的に信用度のある保険会社と契約を締結。日本当局は今回もポートステートコントロール(PSC)検査や船内検査を実施したが、特別な不備は見つからず、予定通り19日午前10時に新潟港を出港した。 毎年春に祖国を訪問して家族と会うのが楽しみだという愛媛県在住の80代の女性は、「船の運航を阻止しようとする動きがあって心配したが、行けることになってほっとしている。とてもうれしい」と話した。 今回を含め定期便は今年14回(5〜6月各3回、7〜10月各2回)運航される予定だ。 [朝鮮新報 2005.5.21] |