胡錦涛主席を表敬訪問 |
朴奉珠総理は23日、北京の人民大会堂で中国共産党総書記の胡錦濤・国家主席を表敬訪問した。 朴総理は席上、金正日総書記が胡錦濤主席に送るあいさつを伝えた。 胡錦濤主席はこれに謝意を表し、金正日総書記に自身のあたたかいあいさつを伝えることを朴奉珠総理に託した。 また、昨年に金正日総書記が訪中した際、双務関係と国際、地域問題について深みのある意見交換を行い、共通の認識を持ったことに言及した。 そして、金正日総書記の中国訪問は伝統的な中朝友好関係のよりいっそうの発展を促し、中朝友好関係史の新たなページを開いたと強調した。 さらに、中朝両国は山河が連なっている友好的な隣邦であり、両国の党と政府、人民間には厚い友好の情が存在しているとし、中朝友好関係を重視し、発展させるのは中国の党と政府の一貫した方針であるとのべた。 胡錦濤主席は、金正日総書記を首班とする朝鮮労働党の指導のもとに朝鮮人民が社会主義建設で収めている成果について中国人民は喜んでいると指摘した。 そして、朝鮮労働党創立60周年になる今年に朝鮮人民が社会主義建設においてさらなる成果を収めることを願うと強調した。 会見には、盧斗哲副総理、国家計画委員会の金光麟委員長、林景萬貿易相、崔鎮洙・駐中朝鮮大使、金衡俊外務次官、金赫鎮農業次官、韓昇俊化学工業次官、その他の随員が参加した。 また、中国の李肇星外相、武東和・駐朝大使、武大偉外務次官、関係者が同席した。 談話は同志的な雰囲気のなかで行われた。 中国人民政治協商会議主席と会見 朴奉珠総理は23日、人民大会堂で中国人民政治協商会議全国委員会の賈慶林主席と会見し、友好的な雰囲気のなかで談話を交わした。 朴奉珠総理は席上、金正日総書記が賈慶林主席に送るあいさつを伝えた。 賈慶林主席はこれに謝意を表し、金正日総書記に自身のあいさつを伝えてくれるよう朴奉珠総理に託した。そして、中朝友好関係を絶え間なく強化、発展させることは、両国人民の根本利益に合致し、地域の平和と安定にも有利であるとのべ、中国人民は「伝統継承、未来志向、善隣友好、協力強化」の精神に基づいて両国間の友好関係をいっそう発展させていくと強調した。 同日、朴奉珠総理は北京市郊外にある燕京ビール工場を参観し、これに先立ち22日には首信ノキア移動通信有限公司を参観した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.3.26] |